四十九日がありました。
先日、愛犬の四十九日がありました。
と言っても、まだ離れたくないという気持ち、しっかり成仏してほしい気持ち、今でも色んな思いでいます。
私はどこかの宗教に属しているわけではありませんが、調べたところ、
ペットも人間と同様に亡くなってから七日ごとに閻魔大王様による裁判が行われるそうです。
6回の裁判を経て、極楽浄土に行けるかどうかの最後の大事な裁判が下されるのが四十九日目だそうです。
その旅の間の食べ物が線香の香りだそうで、毎日お線香をあげることが良いとされているようで、お水やお花、いつも食べていたごはんやおやつもお供えすると良いとも言われています。
亡くなった当初は、追いかけることばかり考えていた私ですが、励ましてくれる仲間がいてくれてもう少し未来を楽しんでみようと勇気をもらえました。
私はまだ一緒に行けないけどその分、愛犬にはしっかり天国に行って楽になってほしいという思いが強くなっていきました。
以前飼っていた愛犬の元に行けるように、と毎晩祈りました。
特に法要などは行っていません。
これからも一緒にいたい気持ちも大きく、骨壷は我が家にあります。
ですが、残された家族の気持ちがまだ受け入れられていないうちは天国へ行けないそうです。
もちろん諸説あると思うのですが、私がずっと未練たらたらだったら愛犬も困るかな。
納骨や埋葬など行いませんが、気持ちの整理をして見送ろうと思いました。
四十九日当日は出来るだけずっと線香をあげて、いつもの散歩の時間に散歩コースを歩きました。
亡くなってからは怖くて散歩コースを歩けなかった。
受け入れるためにも行ってみようと思ったけど、体が動かなかった。
でも、供養のためにも勇気を出して散歩したことを思い出しながら行ってきました。
今でもしっかり愛犬の歩く姿、止まる場所、振り返る姿を覚えています。
もう私一人なんだなぁ。本当に行っちゃったんだなぁ。と実感することが出来ました。
約7年、本当にありがとう。とお別れをしてきました。
次の日、遺品整理と言いますか愛犬が使っていたものを片付けました。
と言ってもこれが一番辛い。
ゴミ袋に入れるなんて。ゴミになっちゃうんだって。
亡くなってからもずっと変わりなくそのままにしていましたが、やっぱり未練を残していてはいけないと思い、片付けました。
着ていた洋服や散歩のリードなどはどうしても捨てることが出来ず残していますが、ベットにしていた小さいソファーやトイレなどは捨てることにしました。
少しづつ、前を向いて愛犬に安心して天国で過ごしてもらうように生きていこう。
ありがとう。