一年の締めくくり(ホームレスの過去)
12月30日
今日は夜勤で今年最後の仕事になりそうです。
私は毎年、「今年の漢字一文字」を決めています😆
漢字一文字によって一年を振り返ったりして、かれこれ2011年からやっていますよ🌱
今年は前厄ということもあって【厄】に見舞われた一年でした。
考えすぎだとか、気にし過ぎって思うかもしれませんが、私はそう感じた一年です。
色々あった一年だったけど、私にとって大きな影響があったのは愛犬の死。
家族以上の存在でした。
我が家は元々仲が良くない家族です。
父・母・兄・姉、そして私の5人家族。
タイトルにもある通り、私はホームレスになったことがあります。
1ヶ月だけなんだけどね😜
24. 5才だったころかな?
仕事終わり、家に帰ってどうしても見たいテレビ番組があったので、自分の部屋に直行して見ていました。
そしたら、父親がやってきて突然叫びながら蹴り上げられました。何度も。
よくよく聞くと“夕ご飯も食べず何やってんだ”とのことです。
夕飯を食べないのなら事前に連絡をするのが我が家の暗黙のルールでした。
それを私が帰ってすぐに自分の部屋に駆け込んでテレビを見ていたのがいけなかったみたいで逆鱗に触れたようです。
もちろん番組を見終えたら食べるつもりだったんですがね。
そして「出てけ」と言われたので出て行きました。
荷物をまとめて次の日から車生活です。
確か5月だったので気温も寒かったけど、毛布を持っていたので車でもなんとか足を伸ばしながら寝れました。
お風呂も温泉施設に行ってなんとかやっていったし、ご飯はコンビニ弁当とか、節約しながらも生活していきました。
4日で5キロ痩せました。
家族からの連絡は一切なし。
なんなら姉の旦那が心配して連絡くれて生理の日だけ泊めさせてもらったけどね💧笑
そういう家族なんです。
6月に入り梅雨の時期にもなって、夜は寒く昼間は暑くなってきました。
あ、そうそう!
私はだいたい道の駅とか川沿いで寝ることが多かったです。
夜中とはいえ、警察がけっこう廻っていました。
一応女の子なので、車の施錠してても襲われちゃったらどうしようとか思ってました😂
あと川沿いは、幽霊とか出たらどうしようって思ったし、寝られなかった。
星空を見ながら「なんでこんなことになっちゃったんだろう」って悲しくなったりもした。
父親とは昔からウマが合わなかった。
なんなら父親と思いたくないし、思っていない。
6月の日中は車内は暑くて暑くて耐えられなかった😫
だからアパートを借りる決心をしました。
そんなこんなで28才の時に、寂しさからペットを飼いたくなり何気なくペットショップに入りました。
たくさんの動物がいましたが、ゲージに2匹ワンちゃんがいました。
1匹はすっごい愛嬌良くペロペロ舐めてくるポメラニアン。
撫でて〜って言っているかのようにピョンピョン跳ねて本当に可愛らしく、抱っこすると手や顔を舐めたりすぐ駆け寄ってきて人間慣れしているようでした。
そしてもう一匹、飛び跳ねるポメラニアンに踏まれながらゲージの隅に静かにしていたチワワ。
この子を守らなきゃいけない!と直感で思いました。
母性本能ですかね、見過ごせなかったんです。
一緒に過ごすようになってからは、寂しさを埋めてくれて、元気を与えてくれて、この子を守るために大嫌いな仕事も人間関係も乗り越えることができた。
生きる気力が湧き上がりました。
家族よりも大切な存在。
そんな存在を亡くしたわけですから、私も後を追いたくなりますよね。。。
実際に遺言書も書いたし。
正直、今だっていつ死んでも後悔はない。
愛犬2匹の元に行けるのなら。
って考えたりもしたけど、簡単には死ねない。
それにネガティブからはネガティブしか生まれない。
うん、来年は本厄だけどなんとか乗り越える。
色々あるんだろうなぁ。それもまた人生!