バレーボールの凄さ③
結論からいうと私はセッターになりました!
うちには熟練セッター2人いる中で私がどうやってレギュラーになれたかというと、、、
答えは分かりません。笑
「ゥオオォォォォォーイ!!」
ってツッコミ入れたくなりますね( `°∀°)/
もちろん、私になりに努力したことは間違いありません。
②でお話ししたA・B戦でセッターの頭角を現した私ですが、その後も絶好調というわけではありませんでした。
たくさんの攻撃パターンを覚えなきゃいけないし、アタッカーの特徴を捉えたり、そもそもネット際にトスを上げること自体難しい…
いざ練習試合をやってみても、アタッカー陣に迷惑をかけているのは一目瞭然(>_<)
「セッターなんてやりたくない」
って何百億回思ったか…
自信がなくて、セッター2人を差し置いてレギュラーになって、みんなに迷惑をかけているし勝てない時の自分をめちゃくちゃ責めたりもして。
みんな励ましたり応援してくれたり、
監督がなんで下手くそな私をレギュラーにしようとしてくれたかというと
ジャンプトスを積極的にやっていたから!!
元々いたベテランセッター2人は全然してなかったの!!
意外じゃない?
ジャンプすると難易度が上がるみたいですよ
ジャンプトスのメリットって
•速い攻撃が合わせやすい
•高さが一定でアタッカーが打ちやすい
•相手ブロックを惑わせる
等々、あるらしいです。
私は、そんなことも知らずあの日初めてセッターをやった日になんとなく出来たのです💦
だから速い攻撃が得意なセンターの子と合ったわけですね‼︎
これで全てが繋がった☆
じゃあ何でセッターを一度もやったことがない私がジャンプトスが出来たのかというと、恐らくですが小学校から世界のバレーなどを見てきたからだと思います。
中学生の時、春高を見て「いつかこの舞台に立ちたい!」って腹筋しながら試合を見ていました。
世界バレーとかもビデオに録画してテープが伸びちゃうくらい何度も何度も見返していました。(時代よ)
見ながら解説者の話も聞いていたからバレー雑学が身についたし、攻め方のポイントやブロックの動きとか解説してくれていたのでセッターとして実践出来たのかと思います。
特に竹下佳江選手の活躍は凄かった‼︎
言ってしまえばセッターを知らないから真似するしかなかったんです。
自然にできちゃう私、凄くない?笑
冗談はさておき、
私はレシーブとサーブの強みがありましたから正セッター2人に負けない私の武器をセッターで活かすこともできました。
もちろんそれで簡単にレギュラーになれたわけではありません。
アタッカーと同じくらい背の高いセッターもいますし、やっぱりベテラン2人の風格というか貫禄がすごくて何で勝負すべきが悩んでいたところエースが私に言ってくれたんです。
「ズボランのトスは打ちやすいよ」って。
ベテラン2人はなんというか
「打ちなさいよ!」というようなトスで、アタッカーに対して強気で打ちづらいこともあったようです。
何より決まるところにしかトスを上げないから両エースの打数が半端なかった(汗
私は、自信のなさからか
「打ってください!お願いします‼︎」みたいなトス(笑)←分かりづらいね
だからこそ、アタッカーの特徴を研究したし相手ブロッカーを振ることの楽しさを感じながらトスを上げてたからアタッカーの打数が平均的だったらしい。
データで分かったし、アタッカーに言われたのが本当に嬉しかった(๑˃̵ᴗ˂̵)و
ミスも多かったけど、仲間にそんなこと言われたら…
もっともっと頑張ろう!と更にトスに磨きをかけました。
そしたらある日突然、どんな体勢でもどの位置からでも片手でもしっかりアタッカーの打ちやすい場所にあがるようになったのです!!
何がきっかけとか、何かを変えたとか全くなくて説明もできないんですが何をしても上手くいく。。怖いくらい。
強化合宿でも他県のチームから「すごく上手くなったね」とか色んな声かけをしてもらうほど、、
それはそれは自信に繋がりました。
人生何があるか分からないけど、分からないから楽しいのであって、自分のために人のために努力すると強くなれるし、それは自信に変わる。
バレーボールがそれを教えてくれました。
今でもその想いは変わらず、
「与えられた環境で自分を活かす」ことを意識しながら何でも取り組んでいます。